韓国史劇「幻の王女チャミョンゴ」を楽しもう


各話のあらすじと解説。数回のTV放送を経てきたドラマなのでネタばれ全開です。
一言お断りしておきますが、私は韓国語はわかりません。
映像と字幕から受ける印象は人それぞれです。解説や見解が違う場合がありますが、
いろいろな解釈があってもよいと思いますので・・・
また、基本的にプク(チャミョン)よりの記事になりますのでご了承ください。

あらすじと解説 第17話 ラヒ王女暗殺計画! 

ホゴクのチャチャスンとミチュへのあまりにもひどい仕打ちに、ラヒ王女殺害を引き受けてしまったプク。
牢屋の中で、チャチャスンから技芸の特訓を受けます。
”プク(不哭)という名前は、泣かないで元気に育つようにとミチュが名付けた、それなのに悲しませてる・・・”と話すチャチャスン。

ホゴクに呼び出されたプクは、暗殺計画の手順を説明されます。
プクの代わりに自分が殺すというヘンカイに、弟子になったとき師匠の命令に従うと言っただろう!と怒鳴るホゴク。

ミチュの枕元で、昔、楽浪の王妃がくれたリボンを見つめるプク。
自分の両親は案外いい人かもしれない、そう期待したいだけかもと言うプク。
本当の親の顔を知らなから夢に出てくる母親はミチュだけど、時々王妃が髪をゆってくれる夢を見るといい、王妃が悲しむから王女を殺せないというプクに、お前一人なら逃がしてやれるというヘンカイ。
夢の中の母親は王妃でも現実は育ててくれたミチュが母親だから、見捨てることなんてできないというプク。王女を殺したら死ぬまで後悔するけど、ミチュの命には代えられないのと泣くプクに、一人で逃げるように諭すミチュ。

楽浪王女の部屋では、偽物の王女が熱いお茶をこぼしてしまい、王子は早々と部屋を追い出されることに。
贈り物を忘れたから、侍女を貸して欲しいというホドン。

サイズが合わないと文句を言われるからお前が代わりにつけてみろと、無理やり侍女姿のラヒの腕に腕輪を通すホドン。
よく似合うと言いながら、不意打ちにそっとキスをするホドンに、”相変わらず無礼で自分勝手ね”と腕輪を投げ捨て部屋を出ていくラヒ。
そんなラヒを追いかけるホドンが、”怒ったのなら殴れ・・・”と言い終わらないうちに、間髪いれず平手打ちするラヒ。
”昔も殺すって言ってたな・・・”と懐かしむホドンは、”ずっと会いたいと思っていた、丸々としたリスのようだったが気になっていたんだ”と、甘い言葉をささやきます。
そして再び腕輪を取り出し、高句麗から持ってきた母の形見だから受け取って欲しい、と訴えかけます。なぜ?と問うラヒに、”自分の妻になるラヒに付けて欲しいから”と言うホドン。お互い王女と王子なのだから、あなたの求婚の理由などお見通しよと、これみよがしに答えるラヒ。大将軍らが迎えに来たので見送るホドンですが、自分に靡かないラヒを絶対振り向かせてやるというような憮然とした表情でした。

腕輪を見ながら微笑むラヒ。まんざらでもない様子です。
外の池に花びらを散らしていると、ホドンも散策に出てきました。
ラヒと出会ってからのことを思い出していたホドンの目にラヒの姿が映ります。
お互いに会釈をする2人。ラヒに笑顔を見せるホドン。
部屋に戻るラヒを眺めながら、すこしは脈があるかもというような表情をするホドンでした。

海に花を投げるラヒ。チャミョンのためにとモ・ハソとジャシルから頼まれていたのです。もしチャミョンが生きていたら、王座のために、母のように冷酷に妹を殺せるのかな・・・?とつぶやくラヒに、王女は慈悲深い王にも似ているのだから、どちらを選ぶかは王女次第と大将軍に諭されます。王を目標とし、国を犠牲とせず国のためにこの身を捧げたいというラヒ。

祝宴の会場へ行く途中、高句麗の大臣はホゴクのことを思い出し、ホドンに報告します。そこに面白くないといった感じで入ってきたテチュ。楽浪国の使節団だけ宴会に招待され、技芸団を見れることに不満をもらしているのでした。。

宴会の会場を下見するプクたち。
あまりにも技芸にこだわるテチュに呆れながらも、その会場にテチュと2人で赴くホドン。2人は名前こそ忘れていますが、力持ちのプクのことを思い出しました。
プクがホゴクから鋭いナイフを渡されたその時、ホドンたちが現れました。
あの街であった若様がホドンだったことに気がつき、あわてて仮面で顔を隠すプク。
怪力の少女がプクという名前だったと思い出したテチュ。プクはホドンが自分のことを覚えていたことにちょっとビックリ。プクはどこに?と笑顔で問うホドンに、2年前に嫁に行ったと答えるチャチャスン。鋭いナイフが、帰ろうとするホドンの目に止まりそれを手に取ります。”ずいぶん鋭利で良いナイフを使うんだな”という問いに、投剣で使うのですというチャチャスン。訝しみながらも出ていくホドン。
人を殺せるわけがないというプクに、何としても王女を殺させたいホゴクは、チャチャスンやミチュ、ヘンカイやソソより王女を助けたいのなら、家族を見殺しにできるのなら出て行ってもいいぞと、選択を迫るのでした。

その頃、高句麗ではメソルスの父、ソン・オックがムヒュルを呼び出していました。
メソルスが王に会いたがっているからという理由で呼び出されたようです。
呼び出した理由を問うムヒュルに、王宮に呼び戻して欲しい、子供は陛下のそばで産みたいと懇願するメソルス。そんなことで呼び出したのかと呆れるムヒュルは、必ず娘を産むようにと言い残して帰ってしまいました。

宴会の時間が近づき、ナイフを袖に隠すプク。
この部屋を出たら、もう今までの自分ではなくなってしまうだろうというプク。
王女を殺したら楽浪へは行けないから両親も探せない。だからみんなで高句麗に行って技芸団として暮らしていこうといいます。

宴会が始まりました。
怖くて死にそうだと震え、不安がるプク。

ユ・ルンが交渉の途中で退席したことに腹を立てるウナル大将軍。
なにか腑に落ちないホドン。
頭の中で、ユ・ホンの身内のユ・ルン、警備の手薄な宴会の会場、そして楽浪の大博だったホゴクが1本の線として繋がります。
ホドンは、ラヒの暗殺計画に気づきました!

王女を震えながら見つめるプクは、暗殺を決行する決心をしたのでした・・・
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